・1962年頃のピーコンの建設現場
 
  ・1965年頃に建てられたピーコンの家
 
  ・21世紀住宅セイント(1988年竣工)

弊社の創業者、井上敬二氏は戦後の焼け野原となった大阪の町で、「火災に強い、庶民の家を作ろう」と志を立てます。資源が乏しく、食べるものも十分でない状況下、新しい工法の開発し、コンクリートの部材を製造する工場を建設しと、機械工学が専門の敬二氏はほとんどすべてを手探りで進めていきました。そして、1963年(昭和38年)には、工場生産された鉄筋コンクリートのパネルをドライジョイント(機械接合:ボルト)で組み立てるという、独自の工法が建築基準法38条の認定を受け、プレハブ住宅(後に工業化住宅とよばれる)として販売を開始しました。当初は平屋建てだったものが2階建てに、プラン認定であったものがシステムでの認定へと進化し、販売面では直接販売、施工面でも直接施工と、先取の精神とお客様のニーズへのすばやい対応によって事業として進化を遂げていきました。

その後は、高度成長期を迎えた日本の経済発展に沿って、商品の改善や営業エリアの拡大によって、累計戸数は1万棟を超えました。
特に、1993年には、他のコンクリートプレハブメーカーに先駆けて2階建てと同じ壁厚で3階建ての構造を可能とする技術を開発し、建築センターの認定を取得。都心部での3階建て住宅やアパートが可能となり、1995年の阪神大震災によりその強さが実証されて、まさに設立当初の趣旨に沿った商品として完成しました。

21世紀に入り、住宅に求められる性能は耐火性や耐震性などの物理的な耐久性にとどまらず、少子・高齢化社会での社会資本(ストック)としての価値へと拡大しています。高気密・高断熱やバリアフリー、維持管理によって50年以上長生きのする住宅、あるいは外観が街並みの景観としてふさわしいか?など多岐にわたり、住宅の設計には豊かな生活を実現する自由な発想を求められるようになりました。弊社としては、構造に特徴のあるコンクリート住宅から、同じ壁式工法ですが設計の自由度の高い2x4工法(枠組み壁工法)の住宅に注力することにしました。いろいろな部品を自社専用に設計するクローズド工法よりは、優れた材料やお客様が求めるデザインの器具をいち早く調達できるオープン工法の方が、グローバル化する世界では有利であると判断したからです。
営業面でも、住宅展示場での待ちの営業を中心とした注文住宅から、住まい方や街づくりの提案を分譲住宅で行う方式へと変更しました。社内の設計チーム「ピーコン・ライフデザイン・ラボ」が中心となり、「自分たちが住みたくなるような家を造ろう」を合い言葉に、モデルハウスを分譲地に建て、「2〜6ヶ月間お客様に見ていただいた後は、家具なども含めてそのままお譲りする」という、具体的な生活スタイルを提案方式です。時代や地域の要望にあった提案をタイムリーにお客様に見ていただける、省資源型のビジネスモデルです。

創業以来、独自の技術と先取の精神で、営業から設計・施工管理、そしてアフターサービスまでを自社の社員で直接行ってきた国土建設株式会社、ピーコン。工業製品とは違って、住宅は現場で職人さんが1戸1戸造っていくもの。ですから品質を高めるためには、職人さんとの共同作業で小さなことを一つ一つ積み重ねていく必要があります。つまり、職人さんもチームの一員です。親子2代にわたってお付き合いいただいている職人さんも少なくありません。(そういえば、弊社の社長も2代目ですが・・・)さらには、完成後のアフターサービスも大事です。すでに生活されている住宅ですから、素早い、適切な対応が求められます。

ということで、営業エリアは、確実に対応できる関西に限定し、内容の充実に努めています。

以上、私たち国土建設のこれまでの道程を説明させていただきました。最後になりましたが、今後とも、ご支援、ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

国土建設株式会社社員一同



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